オープンソース・ソフトウエアの流用を検出するツール,バイナリの検査も可能に
テンアートニは1月30日,開発したプログラムにオープンソース・ソフトウエアから流用したコードが含まれているかを検査するツールの新版「protexIP v3.0」を発売した。 protexIPは,これまでに公開されているオープンソース・ソフトウエアのデータベースを備えている。対象コードにオープンソース・ソフトウエア起源のソースコードが含まれているかどうかをパターンマッチングにより検査,関数名など一部が変更されていても検出可能という。 ただし,バイナリに関しては完全に一致した場合でなければ検出できない。ソースコードをダウンロードしてユーザーのマシンでコンパイルした場合は,たとえ流用したコードが含まれていても検出できない。 価格は検査対象ファイルが50Mバイト以下,5ユーザーの場合で378万円など。 (高橋 信頼=ITPro) 関連リンク:http://www.10art-ni.co.jp/product/protexIP/index.html