ソロモン諸島暴動、華僑華人300人が帰国へ


中国政府のチャーター機は24日午前、パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーの空港を出発し、南太平洋のソロモン諸島首都ホニアラへ向かった。中国政府によるチャーター機は4便目で、ホニアラから避難する華僑・華人のうち、最後の1グループを救出する。現地の報道を受けて新華社のウェブネット「新華網」が伝えた。

中国在パプアニューギニア大使館の趙彦博参事官(政務担当)は、新華社の電話取材に対し、同機にはホニアラで約70人が乗り込み、24日夜にポートモレスビーに到着する予定、と答えた。 70人はその後、すでにポートモレスビーに到着している華僑・華人と共に、中国の派遣した専用機で帰国する。現在、約250人の華僑と華人が、3組に分かれて中国政府の派遣したチャーター機で無事にポートモレスビーへ到着している。

ソロモン諸島では18日、選挙結果に不満があるとして、数百名のデモ隊が議会ビルや総理府、市中心の商業区などで抗議活動を行った。その後、抗議活動が暴動に発展、首都ホニアラの中華街では、華人や華僑の経営する店が略奪や放火に遭うなど、大きな被害を受けた。負傷した中国系住民もいるという。

写真:ソロモン諸島から避難し帰国した胡美梨さん母娘(右)と、胡さんの父親(中)=23日広州白雲空港

「人民網日本語版」2006年4月25日

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