基礎知識(マスク、眼鏡、コート編)
(4) 体内に花粉を取り込まないこと | |
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花粉症対策で最も重要なポイントは、抗原である花粉を体内に取り入れないようにすることです。服装や装備品を工夫することで、花粉を体外に留めることが可能です。 | |
【マスク】 花粉症の症状が酷い方は、外出時にはマスクを着用しましょう。 外出時のマスク着用により、鼻に吸い込まれる花粉の7割以上をカットできるとの調査結果が出ています。また少量の花粉の飛散が始まる1月頃から外出時に マスクを着用すると、鼻粘膜の過敏性が高くなることを予防できるので、発症後の症状緩和にも繋がります。外観や会話時の不便さなども気になりますが、臆せ ずにマスクの着用を心掛けましょう。 | |
【眼鏡】 目の痒みや涙などの花粉症による目の症状には、花粉を少しでも目の粘膜に付着させないことが大切で、眼鏡着用が効果的です。 眼鏡のレンズはできるだけ大きなものを選び、花粉症対策用に市販されているゴーグルタイプの眼鏡を着用することが特に効果的です。コンタクトは使い捨て の物を用いるなど常に目の粘膜を清潔な状態を保ちよう心掛け、症状が改善されない場合は花粉シーズン中のみ眼鏡を使用するようにしましょう。 | |
【コート】 花粉シーズンの2~4月位はまだまだ寒い日が続き、コートの着用も多い時期です。 コートに花粉を付着させたまま帰宅すると、コートについた花粉が部屋内に持ち込まれ、花粉症悪化の原因となります。 コートは屋外で花粉ができるだけ付着しないよう、化繊や皮製などツルツルした手触りの表面生地のものを選び、帰宅時はコート表面に着いた花粉を払い落としてから玄関に入るよう心掛けましょう。 |
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