Javaによる流体・熱流動の数値シミュレーション


本書は、Javaを用いた数値シミュレーションの基本的手法を紹介し、流体力学や熱輸送などの問題に応用する際の基本的考えや方法を例示するものである。

数値流体力学や熱伝導問題を初めて学ぶ初心者・学生のためのテキスト。差分法に基づいた解法を述べる。数値シミュレーションの基礎から応用まで多様な問題を含み、それぞれにJavaプログラムを添付して解説する。

 レビュアー: marshalldead (プロフィールを見る)   兵庫県神戸市
 「「javaで流れの計算をするには」だけでなく,中盤で一般曲線座標系を用いた計算法,後半では乱流計算や混相流計算まで含むというかなり幅広くカバーした良書だと思います.javaによるコードも,きちんと基本的なところからカバーしてくれているので,初めて計算する人も大丈夫ではないでしょうか.一般曲線座標系を導入する際も,テンソル解析の知識がなくても進めるような記述になっているように思います.ただ,初学者向けなら流体の基礎方程式の導出はあったほうが,言語の学習だけでなく計算結果を理解させるという意味では良かったのではないかな,とは思いました.


 ビュアー: カスタマー   千葉県松戸市
 最近買った本ですが、流体の数値シミュレーションがJava言語を使って明快に書かれているので大変勉強になります。わたしは数値シミュレーションの詳細について詳しいことは知らなかったのですが、この本では具体的にソースが載っているのでそれを参考にしながら自分の論文の数値シミュレーションに応用してます。姉妹本である「CとJavaで学ぶ数値シミュレーション入門」もあるそうなので早速注文しました。

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